兵庫県淡路市

2014年09月21日


兵庫100山に戻る

標高差:201m(妙見山)
標高差:191m(常隆寺山)
累積標高差:958m
Road Map :両方の山頂を往復出来る様に県道157号線に入り、大塔峠を基点とする。
Route Map:大塔峠には駐車地が無かったので、5分程南に下った駐車地か出発する。
兵庫100山』  車で上れる山を終始林道を歩き通して登る。
妙見山〜常隆寺山
 ”妙見山”も ”常隆寺山”も林道で山頂直下まで車で行けることは知っているが、いつもと違い林道を歩いて山頂まで行こうと思ってしまった。 ”常隆寺山”へは前回、登山道で登るつもりであったが、登山口を探している内に車で ”常隆寺”まで行ってしまい、楽をし過ぎてしまった。 今回はそれの反省も含めて林道、又は登山道で山頂まで歩いてみる。
コースタイム:3時間55分(妙見山〜常隆寺山)
登り:41分
(妙見山へ)
下り:39分
(妙見山から)
登り:1時間13分
(常隆寺山へ)
下り:1時間07分
(常隆寺山から)
淡路島の林道
  淡路島には林道が縦横に通っており、それは離合がまったく出来ない狭い林道ばかりだった。 今回、大塔峠まで走った県道157号線も例外ではなく、離合出来ない狭い道が延々と続き、対向車が来ないかヒヤヒヤものだった。 車の往来がほとんど無いのだけが唯一の救いだった。
妙見山
  今回、常隆寺山と合せて登ることから、中間の大塔峠から林道歩きで登ったが、次回があるとしたら、昔、地元ハイカーから聞いた淡路島の山一番の急登である、大阪湾側の小井集落から登ってみたい。 多分、大した急登ではないと思う。
先山に向う
  ”兵庫100山”2順目の最後の山、”先山”に登って帰ることにした。
妙見山(522m)〜〔098〕常隆寺山(515m)
じょうりゅうじさん
みょうけんさん
淡路島に行く時は ”明石大橋”を渡るのが楽しみだ。 ”明石大橋”を走っている時が一番の絶景と思うが、
橋の上で車を停めることが禁止されているので写真が撮れない。 その次ぎが ”淡路SA”からの展望だ。
淡路島で一番の絶景と思う。
県道157号線に入るが途中から通行止となっており、それを突破
すると崖崩れしていたが、何とか通れた。 基点とする ”大塔峠”に
着くが駐車スペースが無く、峠を越して駐車地を探す。 路肩の広い
場所があり、ここに車を停めて
、11時28分に ”大塔峠”に向けて歩き始める。
駐車地から10分歩き、スタート地点の ”大塔峠”に戻る。
まずは ”妙見山”に向うが、林道には通行止の立看板が出ていた。
走って来た林道にもしっかりと通行止の立看板が出ていた。
”妙見山”への林道は倒木、土砂崩れがあり、自動車では
通行は無理であるが、バイクなら充分に走れそうだった。
林道を少し上り、振り返り ”常隆寺山”方向を見る。 ここから見えている山が ”常隆寺山”そのものではないと思う。
林道は勾配を減らす為にウネウネとジグを切っている。
従って勾配のきつい部分はまったくなかったが距離は長い。
林道歩きは大嫌いであるが、今日は広い登山道を歩いていると
自分に言い聞かせて歩く。
この道を選んでおけば山頂まで車で行くことが出来る。
通行量が少ないのか道路には落葉が沢山積もっていた。
35分にて舗装された広い道路とのT字路に出る。
手作り道標が沢山並んでいた。
41分にて ”妙見宮”に着く。 GPSで確認すると
ピークは直ぐ右横にあるのだが、登山道が見付からない。
藪扱きしてまで到達する程の山ではないので、”妙見宮”を
妙見山”(522m)の山頂としておく。 直ぐに下山する。
”妙見宮”の手前では小井集落からの登山道、及び車道を確認出来た。小井集落からの登山道は淡路島の山で一番険しいらしい。
次ぎはそこから登ってみたい。
途中に ”明石大橋見えます”の表示があったので
釣られて行ってみると30m程で展望所に着いた。
展望所からは、ヒノキ林の間から確かに ”明石大橋”を見ることが出来たが、
見えているのは橋脚だけだった。
林道脇2ヶ所に咲いていた綺麗な花は名前が判らない。
先ほど歩いて来た林道を ”大塔峠”に向けて戻って行く。
車が走って来ない林道歩きも良いもんだ。
あちこちに咲いていた ”ミズヒキ”は秋の風物詩だ。
”常隆寺山”への林道の方がしっかりしていた。
1時間26分にて ”大塔峠”に戻り、そのままシームレスに
対面の ”常隆寺山”への林道に入る。 こちらは車通行可なので車が走って来るかも知れない。
林道脇には沢山のアジサイが植樹されており、アジサイ街道になっているが、全ての花は終っていた。 その中でたまに青花のアジサイに咲き誇っているものがあった。
林道を少し上った地点から見た ”妙見山”方面を見る。
林に覆われた山なので、どれが ”妙見山”かは、はっきりしない。
林道脇にはこの様なアジサイが沢山、植樹されていた。
一部例外を除いて花は終っている。
車で走れないことはない林道が続くが、離合は極めて困難だ。
'01年9月に ”常隆寺山”に登った時のメイン道路に出る。
この道は ”常隆寺”まで通じており、車での走行は何の問題もない。
T字路にはヤケに手作りの道標が増えていた。
落葉の下は舗装道路である。
メイン道路には開けた場所があり、大阪湾が望めたが、ここから明石大橋は見えなかった。
”常隆寺”指定の広い駐車場に着く。 前回はここまで車で来て
簡便に ”常隆寺山”に登っている。
車が充分、離合出来る広い道を上って行く。
立派な社務所の前を左方向に向かう。
駐車場から直ぐの ”常隆寺境内”に入る。
”奥の院、伊勢の森”の道標に従って、鳥居を潜り階段を上って行く。
境内を掃除していたおばあさんに山頂への道を教えて貰い、
本尊の脇を抜けて行く。
山頂周辺を ”伊勢の森”と読んでいるのだろうか?
どこを指して ”伊勢の森”と言っているのか判らない。
今日、初めて登山道風の道を歩く。 新鮮な感じがした。
夏の終わりを告げる元気のない ”カマキリ君”
大塔峠から1時間03分にて ”常隆寺山”(515m)に着く。
これが奥の院?、これが山頂? 一番高い所にあったので
山頂には間違いないと思うのだが・・・
前回、登った時には山頂からは展望が利かないとしていたが、
樹木を伐採したのか、北側以外の展望が利く様になっていた。
山頂からは北側、明石大橋側のみが見えていないが、加古川市街は見えていた。
何度か釣りに行ったことがある 育波漁港と、素潜りによく出かけた家島諸島が見えていた。
家島本島は男鹿島の陰に隠れている。
林道帰り道から見た ”妙見山”は電波搭の位置から間違いないと思う。
畦道でよく見る ”ヒガンバナ”を山中で
見るのは珍しいかも。
白花は好きではないが ”ヤマブキショウマ”が満開状態になっていた。
既に花が終っているが、林道の両脇には沢山の ”アジサイ”が植樹されていた。 アジサイなんて近くの公園でいくらでも見ることが出来るのでわざわざ山中まで見に行きたいとは思わない。 行ってみたら咲いていた程度が嬉しいかも。
”常隆寺山”から1時間07分にて ”大塔峠”に戻る。
”大塔峠”から林道を下り、3時間55分にて駐車地に戻る。